くるくるワイドでFX

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逆行相場で含み損増もトラップ大回転:「くるくるワイド」(S1)トレードメモ:第2週目

くるくるワイド本番2週目です。

開始時から口座推移

「くるくるワイド」現行設定

  • 口座:XMマイクロ口座
  • 通貨ペア:米ドル/円
  • 運用資金:250,000円
  • 通貨量:50通貨
  • 想定レート:108円~115円
  • レンジ幅:7円
  • 本体ロング:建値:111.28円
  • ショートトラップ値幅:0.05円
  • トラップリミット値幅:0.3円
  • 攻撃的複利:106.8円
  • 現実的複利:98.4円
  • 非現実的複利:75円
  • 固定ショート目安:115.2円

「くるくるワイド」第2週目(2019/3/18~2019/3/22)

2019/3/18から2019/3/22までの口座の推移とトレードメモです。

ロングトラップ追加:「くるくるワイド」6営業日目(2019/3/18)

結果

  • ショートトラップ:ドル円5銭幅30銭リミット:2回転:30円
  • ロングトラップ:ドル円2銭幅10銭リミット:1回転:10円
  • ショートマーチンゲール:500通貨:2回:99円

メモ

朝起きて布団の中でレートを確認したら40銭台、パソコンの前に座ったら50銭台、さてどうやって本体を建て直そうか、と考えながら、注文情報を確認してみると、上は112円まで売り注文がドッサリ。

上値は重そうなので、急がずじっくりとタイミングを図ればいいか、と下落を待っていたものの、レートは60銭近辺でほとんど動かず。

日足は上昇トレンドで切り上がりなので、トレンドラインと売り注文に挟まれており、今日はあまり動かないだろうと判断したものの、このレートで本体を建てるのも嫌なので、買い下がりで建てることにしました。

買い下がり、と言っても純粋な買い下がりではなく、買いトラップを仕掛け、下がって塩漬けになったら本体に組み込み、上がったら利確する、という形で、ロングトラップを追加することにしました。

一応本体もまだ30%弱残っているので、ヘッジトレードは少額のマーチンゲールで行い、2回成功しています。

現状としては、下がれば本体を割安で建てられ、上がったらロングトラップが回る、という形になっています。上下の強弱を見ると、ロングをトラップにしてしまったので、相対的に上方向が弱くなっています。

これに対しては、高速複利を積極的に建てていくことで対応したいと思っています。

トラップ大回転:「くるくるワイド」7営業日目(2019/3/19)

結果

  • ショートトラップ:ドル円5銭幅30銭リミット:2回転:30円
  • ロングトラップ:ドル円2銭幅10銭リミット:15回転:149円
  • ショートマーチンゲール:500通貨:3回:160円

メモ

トラップ大回転です。さすが2銭幅10銭リミット。これだけ小さな値幅でもくるくる回ってくれます。

トラップ益がたまってきたので複利を建てなければいけないのですが、変則的な状態になっており、目安をどうするか迷っているうちに1日過ぎてしまいました。

固定ショートも建てられるですが、本体数が少なくなっているので、まだ建てていません。確定益をいつまでも持っているのはくるくるワイド的には好ましくないので、早急に割り振り先を考えなければなりません。

ゴトーの日:「くるくるワイド」8営業日目(2019/3/20)

結果

  • ショートトラップ:ドル円5銭幅30銭リミット:16回転:242円
  • ロングトラップ:ドル円2銭幅10銭リミット:10回転:102円
  • ショートマーチンゲール:500通貨:1回:34円

メモ

計算ばかりに気を取られ、今日がゴトー日であることを忘れておりました。

ショートトレードは止めておくべきだったのですが、マーチンEAを走らせていたので、気づいたときには4段目まで売り上がっていました。

あと残り1銭というところまで攻め上げられましたが、奇跡的にも反落してショートトレード成功。深夜のFOMCに備えて、ショートトレードは一旦休止です。

ゴトー日で上げたので、ロングトラップは大回転です。ただ、111.7まで買い上げたので、ロングトラップの買い下がり終了レートが110.9円にまで上がってしまいました。

もっとも、110.9円にまで買い下がっても、平均値は111.3円で、現在の本体建値とさして変わらないので、まあ良いかと。

FOMC相場でショートトラップ大回転:「くるくるワイド」9営業日目(2019/3/21)

結果

  • ショートトラップ:ドル円5銭幅30銭リミット:5回転:76円
  • ショートマーチンゲール:500通貨:4回:167円

メモ

FOMCの結果ドル安に振れて、80銭ほど急落しました。

ショートトラップは大回転してくれましたが、ショートトレードは一旦停止していたので、この間のヘッジトレード益はゼロ。本体は一気にマイナスになってしまいました。

結果論から言えば、回しておいた方が良かったのですが、急騰して深く塩漬けになっていた可能性を考えると、選択としては間違っていなかったと思います。

いま考えてみれば、両建て等量にして、完全に蓋をしておく、という選択肢もあったわけですね。このあたりはやはり経験不足です。

下げる前に111.7円まで上がっていたので、ロングトラップは最高値117.7円から110.9円までの間で塩漬けになり、本体に組み込みました。

買い下がったことになるので、平均値は111.304円、これをもともとあった本体と平均して、本体建値が111.28円になりました。

 

多少押し込まれていることになりますが、まだトラップ幅をいじらなければならないところまでは落ちていないので、とりあえずは標準のくるくるワイド運用で様子見です。

ゴトー日で押し上げられてからの急落だったので、結果的には少し不利な展開になってしまいました。また、回転率の高いロングトラップがなくなってしまったので、トラップの回転率が心配です。

可変型ショートマーチンゲール追加:「くるくるワイド」10営業日目(2019/3/22)

結果

  • ショートトラップ:ドル円5銭幅30銭リミット:18回転:274円
  • 可変型ショートマーチンゲール:6回:204円

メモ

日中は凪のような相場で、10銭リミットのマーチンショートすらなかなか回らない、じれったい相場でした。

夕方から下落に転じて、夜間にかけて急落、トラップとマーチンヘッジが気持ちよく回りましたが、含み損も増えています。

これは人それぞれなのでしょうが、わたしは、含み損は苦にならない方です。レートが下落したと言っても、まだ想定レンジの中で動いているので、トラップとヘッジトレードの大回転を見て喜んでいます。

個人的には、ヘッジが塩漬けになり、トラップも回転しないような、ジワリジワリと切り上げていく順行相場の方がイヤですね。

練習デモトレードがその展開で、順行相場で本体の利が乗っているにもかかわらず、トラップが回転せず、ヘッジトレードは塩漬けで、トラップと塩漬けヘッジのマイナススワップが積み重なっていく、単なる両建てスワップ貧乏でしたから。

ある程度複利がたまっていれば、ピンポンとかで対応できるのでしょうけど、開始早々からで、トラップ益とヘッジ益がほとんどなかったので、ほとんど為す術なしの状態でした。

本番も開始当初は同じようなパターンになり、かなり焦って利の乗っている本体で塩漬けヘッジを解放するという、セオリーから外れたこともしてました。

それはさておき、マーチンショートは本日より可変型に変更しました。通常のマーチンは、その性質上、1段目がリミットに達するたびに建値が10銭ずつ下がっていくので、一気に下げたあとの反発で塩漬けになってしまう可能性が高くなります。昨日もギリギリでしたし。

可変型ならば、目安を設定できるので、目安を予想レンジの少し上に置くことで、塩漬けの確率を格段に減少させることができます。

こういうEAを無料で提供いただいている訳で、ありがたい限りです。魚屋さんありがとう。

くるくるワイド第2週目の結果

  • ショートトラップ:ドル円5銭幅30銭リミット:43回転:651円
  • ロングトラップ:ドル円2銭幅10銭リミット:26回転:261円
  • ヘッジトレード:664円
  • 確定スワップポイント:-138円
  • 累積確定益:1,905円
  • 含み利損益:8093円
  • 口座残高(含クレジット):251,909円

「くるくるワイド」第2週目の総括

順行相場のマイナススワップ対策でヘッジを弱くした途端に2円急落の逆行相場に突入する、という、あるあるの展開になった1週間でした。

含み損は膨らんでしまいましたが、逆行相場はトラップがよく回るので気持ちがいいです。トラップ益は複利の源泉になるので、

毎週これぐらい回ってくれると、複利がたまって攻撃の幅が増えるのですが、順行相場に入るとトラップの回りが悪くなるので、平均すると、せいぜい週20回転ぐらいなのかもしれません。

順行相場に最適化したためヘッジが弱くなってしまったのが今後の課題です。これだけ下がっているのに、ヘッジトレード益がトラップ益相当というのは、ちょっといただけないですね。

下落にヘッジが全然ついていっていません。魚屋さんは、たしか週1円ぐらいならばついていける、と言っていたような。フルヘッジで回せばついていけたと思いますが、順行塩漬けマイナススワップジリ貧が辛いので、フルヘッジはやはり躊躇してしまいます。

ヘッジトレードが塩漬けになった場合は高速複利で対応するのがセオリーなのですが、「ヘッジ塩漬け=順行相場」でトラップの回転率は落ちている可能性が高く、特に急落後急騰した場合、ヘッジが深く塩漬けになるのに対して高速複利もあまり建たない、という悲惨な状況になります。この問題を解決できない限り、フルヘッジはできないですね。

開始早々に逆行してくれていたら、素直にフルヘッジでかなりついていけていたのでは、と思われるので、この点はちょっと残念です。

とりあえずは、開始時の設計に従って、本体買い下がりで下落に対応する予定です。1,000通貨で1円分のトラップを賄えるので、仮に108円から買い下がりをはじめても、8000通貨あれば100円までカバーできます。

本番は2週間目ですが、少額とはいえリアルマネーなので、デモトレードに比べ真剣味が断然違います。下落相場に入って含み損が出ていますが、後悔はしていません。

「くるくるワイド」第3週目の方針

日足の上昇トレンドは明らかに崩れているので、しばらくは下方向が強くなりそうですね。

109円はあっさり破られるかもしれませんが、108円あたりは強い支持線を作るような気がしますので、このあたりを目安に仕掛けていきたいです。

また、下降トレンドが明確になってきたので、固定の目安を2円ほど下げたいと思います。可変マーチンの目安も下げないと、ヘッジの回転率が落ちてしまうので、様子を見ながら下げていきます。