マーチンゲールEA大暴走:「くるくるワイド」(S1)第4週目
くるくるワイド本番4週目です。
開始時から口座推移
「くるくるワイド」現行設定
「くるくるワイド」第4週目(2019/4/1~2019/4/5)
2019/4/1から2019/4/5までの口座の推移とトレードメモです。
マーチンゲールEA大暴走:「くるくるワイド」16営業日目(2019/4/1)
結果
メモ
売りマーチンゲールEAが大暴走しました。
朝口座を確認してビックリ。一瞬思考停止しました。ショートが大量に建っているではありませんか。
ロット数を見てすぐに売りマーチンEAが暴走していることがわかったので、とにかく停止。微損の状態だったので、一気に決済しました。
少額でやっているので、損失はまぁ数百円ぐらいだろう、と予想していたのですが、口座履歴を見てまたまたビックリ。爆益ではありませんか。
爆益と言っても、少額運用なので3,000円に満たないのですが、本来のサイズならば、3万円近くになっているわけで、くるくるワイド的には比較的大きな利益と言えます。
結果的には利益になったのが不幸中の幸いでしたが、大順行していたらとんでもないことになっていた訳で、EAの恐ろしさを思い知らされました。
魚屋さんのブログのコメントで、週明けのマーチンEA暴走を報告していた人がいましたが、それが再現された形になります。
ブログではその後の進展が記録されていないので、そのままになっているのでしょう。
同じVPSで動かしていたデモ口座のマーチンEAは、確認したときはまだ暴走していなかったのですが、動作確認のため一時停止して、再開したら爆走開始。一旦削除して、再び設定したら正常に動くようになりました。
削除後の再稼働では、一時停止、再開を繰り返しても暴走しないので、週末のサーバーメンテナンスなどが影響しているのかもしれません。
原因がわからないので、怖くて売りマーチンEAが使えません。口座履歴やEAの動作を確認している間にレートが上がってきてしまい、結果的にはヘッジが捕まらくて済んだのですが。
で、口座履歴を確認した際、ロングの数が少し気になったのでカウントしてみたところ、1,000通貨少なかったことが判明。以前本体を先消しして、ロングトラップを仕掛けた際、カウントミスをしていたようです。
このため、トラップに対して本体が少し小さくなっているので、ヘッジは少し弱めでも良いかな、と考え、ショートヘッジは塩漬けのまま少しだけ残した分を除き、停止しております。
本体が少し足りないので、今度はロングマーチンEAを走らせて、買い下がりをしながらロングトレードをすることにしました。上がればトレード益が入り、下がれば少し安く本体を補充できます。
直上げでは一括で本体を補充した場合に比べ利益が減りますが、ヘッジが弱くなっているので、まぁそれでも構わないかと。
あと、固定ショートを1本建てました。
ロングマーチンでゼロ収益回避:「くるくるワイド」17営業日目(2019/4/2)
結果
- ショートトラップ:ドル円5銭幅30銭リミット:0回転:0円
- ロングマーチンゲール:2回:22円
メモ
今日は値幅が小さく、30銭リミットのトラップは0回転でしたが、10銭幅の本体補充ロングマーチンは2回転してくれました。
ここまで動きが小さいと、30銭リミットでは回転しません。やはりトラップと合わせてより小さな動きを取るマーチンはいいですね。
本体補充が目的なので、このロングマーチンは塩漬け上等です。塩漬け上等のマーチンゲールほど強いものはありません。
ピンポン開始:「くるくるワイド」18営業日目(2019/4/3)
結果
- ショートトラップ:ドル円5銭幅30銭リミット:0回転:0円
- ロングマーチンゲール:3回:33円
- 固定ショート追加:1本
メモ
今日も値動きが小さく、トラップは回りませんが、ロングマーチンは回っています。明日からショートマーチンも追加する予定です。
また、ささやかながら、ピンポンもはじめました。111.50から111.20まではかなり厚い売りが入っているので、これを背に仕掛けます。複利を1本利確し、ドテンしてショートを建てています。
とりあえず一回やれば、操作方法が見えてくると思うので、とりあえずは実践です。エクセル、というか今はGoogleスプレッドシートですが、こちらのピンポン管理も作り込みたいですし。
また、月曜に引き続き、固定ショートを1本建てています。
ショートとロングのダブルマーチン:「くるくるワイド」19営業日目(2019/4/4)
結果
メモ
トラップは回らず。もう少し下がってくれたら回ったんですけど。この値動きでは、30銭リミットは厳しいようです。
ショートの固定幅マーチンゲール追加して、マーチンゲールはショートとロングのダブルマーチンとなっていますが、こちらは値幅が狭い分辛うじて回っています。収益はトラップ換算で約2回転したことになります。
ゴトーの日の上げとニューヨーク時間の乱高下:「くるくるワイド」20営業日目(2019/4/5)
結果
メモ
ゴトーの日で朝は111.8まで上げた後、日中はほとんど動きがありませんでしたが、ニューヨーク時間に突入して瞬間的に乱高下、10銭幅のダブルマーチンが回ってくれました。
一方、瞬間的に乱高下、と言っても、値幅が30銭に満たないので、トラップは未反応です。
くるくるワイド第4週目の結果
「くるくるワイド」第4週目の総括
先週は週明けのマーチンゲールEA暴走が爆益となったため、利益が一気に伸びています。
EA暴走益は本来のくるくるワイドの利益には含まれないものなので、除外して計算しようかとも思いましたが、MT4の数字と管理表の数字が噛み合わなくなるのも面倒なので、特別利益として算入することにしました。
相場は上昇が続いたので、トラップは1週間でたった1回転と、回転率が極端に落ちています。これは高値を更新してからの戻りが30銭に満たないことを意味しており、強いトレンドが発生していたことになります。
トレンドに弱いトラップの特徴がよく表れています。一方的な値動きに弱いトラップのトレンド対策も課題の一つです。
ヘッジトレードは、塩漬けになったら高速複利の起点にすることができるので、捕まってもまだ利用価値があるのですが、トラップ、特にスワップがマイナスになる塩漬けトラップは不良債権でしかないので、いち早く処理する方が良いと思います。
くるくるワイドでは「日々仕切り直し」という方法でトラップ処理を行うことができますが、複利を潰していかなければならないので、複利の本数が少ない状態では厳しいです。
これに比べて、マーチンゲールはレート追尾能力を備えているので、一方的な値動きでなければ、値動きについていくことができます。この点が気に入って、最近マーチンゲールを多用しています。
そんなわけで、今週の確定益はほぼマーチンゲールに依存しています。ロング+ショートのダブルマーチンは、値動きが一定幅に限られていれば強力であることを実感した1週間でした。
「くるくるワイド」第5週目の方針
ファンダメンタルズ的には上昇気分が強くなっています。年初来高値を突破できれば、112円から113円のレンジを想定します。
突破できなかった場合は、また110円ぐらいまでを想定します。
ロングマーチンは、レートについていけなければ本体に組み込むので、一方的に下がったら、ロングマーチンがなくなってしまいます。
これは運次第なのでどうしようもないのですが、そうなったとき、ロング方向の短期トレードを追加する方法について考えていきたいですね。