消す固定ポジション「仮想本体」導入:「くるくるワイド」(S1)第8週目
くるくるワイド本番8週目です。
開始時から口座推移
「くるくるワイド」現行設定
「くるくるワイド」第8週目(2019/4/29~2019/5/3)
2019/4/29から2019/5/3までの口座の推移とトレードメモです。
トランポリン順調:「くるくるワイド」36営業日目(2019/4/29)
結果
メモ
トランポリンは順調に回っていますが、少しややこしいので、混乱しやすいですね。
本体先消し、軽量化(日々仕切り直し)が絡んでいるので、どのように管理運用するのが良いのか頭をひねっています。
「(仮)ゾーンプレス」:「くるくるワイド」37営業日目(2019/4/30)
結果
メモ
トランポリンは「先消し」→「軽量化(日々仕切り直し)」→「トランポリン」と移行していくのですが、これを複数同時に行うと混乱します。
混乱を避けるためにはエクセルなどで管理するのがベストだと思いますが、「先消し」「軽量化(日々仕切り直し)」「トランポリン」をそれぞれ別シートで管理すると、一覧性が損なわれてしまいます。
トランポリンは「先消し」「軽量化(日々仕切り直し)」と一体運用するので、その運用スタイルから「(仮)ゾーンプレス」と名付けて新たに項目を建てることにしました。
レンジを読み、仕掛ける「ゾーン」を設定し、その中で動くレートの上と下から「プレス」するように運用します。
指値を使って有利なレートで「先消し」し、それから下に「軽量化」のためのトラップ回収用ロングを指値します。
軽量化用ロングの指値は、ゾーンの範囲と先消しの位置から裁量で決定します。
魚屋さんは掛かりやすい10Pips使って処理されていますが、有利な位置で先消しできているのならば、もう少しPipsを取るのもありだと思います。
軽量化ロングが建ったら、少なくとも軽量化トレードは成功したことを意味するので、あとは安心してトランポリンを仕掛けます。
トランポリンの値幅は、昨日までは10Pips固定で取ってきましたが、トランポリンが失敗しても軽量化トレードは成功している訳で、本日からはより積極的に大きな値幅で設定しています。
こちらもゾーンにおけるトランポリンの建値の位置から、裁量で値幅を決めていくのが良いのでは、と考えています。
値幅を取りすぎると回転が悪くなりますが、軽量化ロングで10Pips取っているのならば、少なくともその倍の20Pipsは取るべきではないでしょうか。
ショートマーチンついに塩漬け解除:「くるくるワイド」38営業日目(2019/5/1)
結果
メモ
トランポリンは、昨日は一方的な下げで回転せず、今日はターゲットゾーン(112円-111.3円)から外れかかり、回転率が落ちています。
112円~111円のレンジを読んでいるので、ターゲットゾーンをもう少し下に広げてもいいのですが、本体先消しから始まるので、できれば本体建値の上でやりたいのです。
本体はバラして建てているので、111円以下のものも少量あるのですが、できれば上の方から削っていきたいので、下の方のものはあまり使いたくありません。
一番大きなカタマリが111.198なので、やはり111.3より上でやりたいですね。
追記
3週間の塩漬けを経て、夜間にショートマーチンが解放されました。ヘッジトレード再開です。
仮想本体:「くるくるワイド」39営業日目(2015/5/2)
結果
- ショートトラップ:ドル円5銭幅50銭リミット:0回転:0円
- トランポリン:1回:10円
- 仮想本体:2本
メモ
せっかく解放されたショートヘッジですが、今日はお休みです。
どうやって行うのかまだ決めかねています。3週間の塩漬けで、ショートヘッジがない状態に慣れてしまったので、何か落ち着きません。
今日は動きも小さそうですし、明日は指標で、週明けは日本の10連休GW明けで実需が入るそうなので、少し待ちながら決めようか、と考えています。
それはさておき、先日の研鑽の中で、「仮想本体」という概念を思いついたので、本日より取り入れています。
くるくるワイドは、本体に対するヘッジとして、固定ポジションという本体の逆方向のポジションを建てるのですが、仮想本体は、固定ポジションを建てる代わりに本体を一部決済して、仮想的に本体を持っているものと考えます。
固定ポジションは両建てヘッジですが、仮想本体は片建てヘッジとなります。意味としては同じですが、スワップポイントがちょっぴり有利になります。
固定ポジションは長期保有となる可能性があるので、スワップが気になるわたしとしては、仮想本体の方が性に合うのでは、と考えています。
仮想建値の対となるもので、これで「複利ポジション⇔固定ポジション」「仮想建値⇔仮想本体」と表裏がそろって、スッキリしました。
トランプでスペード・ハート・ダイヤ・クローバーが揃った、という感じです。
複利運用の見直し:「くるくるワイド」40営業日目(2019/5/3)
結果
- ショートトラップ:ドル円5銭幅50銭リミット:3回転:72円
- トランポリン:0回:0円
メモ
複利運用ルールを変更します。
これまでは、くるくるワイドのセオリーに従って、トラップ益を複利ポジションに、ヘッジ益を固定に、と割り振ってきたのですが、今後は裁量優先で状況に応じて分配比率を変化させることにしました。
開始時期が低ボラだったせいかもしれませんが、トラップが思ったより回らないので、なかなか複利ポジションが建ちません。
本番開始からもうすぐ2ヶ月になりますが、未だ現実的複利が1本も建っていないのです。
セオリーでは、攻撃的複利・現実的複利・非現実的複利の3つに資金を3等分で分割するので、この2ヶ月、トラップ益の3分の2が眠っていたことになります。
さすがにこれでは複利効率が悪いので、運用初期は、固定・仮想本体に資金を傾斜することにします。
固定・仮想本体は資金を分割せず、目安までの距離も攻撃的複利並で、こちらに集中すれば資金効率が高くなります。
また、固定側に資金を集中することで、逆行にも強くなります。
そもそも非現実的複利は、前の2つの複利が切られた場合の保険のような役割を果たすので、それならば、その資金を逆行対策の固定側に回しても良いのでは、と考えています。
順行した場合、利益が減りますが、そもそもくるくるワイドは、直順行では利が乗らないので、利益が減ると言っても限られています。
それならば、くるくるワイドが苦手とする、開始初期の大逆行にも強くなる固定重視の運用の方がメリットが大きいのでは、という結論に至りました。
そんな訳で、とりあえず、軽くジャブ程度に、昨日2本ほど仮想本体を建てています。
今日は、新しい複利運用に対応すべく、エクセル、ではなくGoogleスプレッドシートですが、こちらを弄っておりました。
加えてですが、レンジの下部では、一定の割合で複利に当てていこうかな、とも考えています。
「一定の割合」をどのように設定するのか、そしてその資金を3つの複利に対してどのように分配するのか、このあたりを設計していかなければなりません。
くるくるワイド第8週目の結果
- ショートトラップ:ドル円5銭幅50銭リミット:10回転:249円
- ショートトレード:1回:17円
- トランポリン:5回:49.8円
- 仮想本体:2本
- 累積確定益:3,908.25円
- 累積軽量化確定益:-593.55円
- 含み利損益:-991円
- 特別利益:2,931円
- 口座残高(含クレジット):255,842円
「くるくるワイド」第8週目の総括
今週のところは心配されていたフラッシュ・クラッシュもなく、なんだかんだで111円台で終わった1週間でした。
高値から安値まで1円弱下げたので、トラップも回ってくれています。
回ったと言っても、10回転、1営業日平均で2回転でしかありませんが。
トランポリンで順行も取れるようになったので、実質的に両建てトラップとなり、多少攻撃力が上がっています。
利益から計算すれば20%ほど攻撃力が上がっていることになります。こちらは引き続き検証と実験を行います。
あと、今週はショートヘッジが解放されています。塩漬け3週間だったので、ちょっと落ち着きません。
こちらはGW明けの日本時間午後より再開する予定です。それまでにショートヘッジの運用方針を固めておきます。
また、今週から仮想本体という概念を導入しています。こちらは実質的に固定ショートと同じなので、特に検証する必要はないと思います。
「くるくるワイド」第9週目の方針
火曜日が10連休明けなので、方針は火曜日のGW明けを待って決めます。
ゾーンプレスのターゲットゾーンから下方向に外れかかっているので、ここから完全に外れるか否か、を見極めなければなりません。
下抜けしたら一旦終了で、ファンダメンタルズに変化がなければ買い場になるので、削った本体を少しずつ補充していきたいですね。