ロングカウンター:「くるくるワイド」(S1)第13週目
くるくるワイド本番13週目です。
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「くるくるワイド」第13週目(2019/6/3~2019/6/7)
2019/6/3から2019/6/7までの口座の推移とトレードメモです。
ショートヘッジ好調:「くるくるワイド」61営業日目(2019/6/3)
結果
- ショートトラップ:ドル円5銭幅50銭リミット:9回転:225円
- ショートヘッジ:2000通貨:804円
メモ
先週金曜日の就寝前に50銭リミットで消しヘッジ化しておいたショートヘッジがいい感じで利を乗せており、夜まで引っ張って、最後は30銭ほどで利確しました。
当初のリミットのままだったら大底を取れたのですが、下がりっぱなしだったので、どこまで下げるか読めず、リミットを少し伸ばしてしまいました。
その後反発して、108.40から108.20ぐらいの間をウロウロしだしたので、一応下げ止まったと考え、109.296でロングを建て直しました。
30Pips取ったので、本体を3本分仮想本体化しています。
既存の本体を決済するのではなく、3本分消しヘッジの復活ロングを減らすことで仮想本体としています。
利益は20Pips分減ってしまいましたが、底ショートを避けられたのでOKです。
その後109.40で改めてショートヘッジを建て、それも10銭取れています。
また、早速ですが、軽量化も始めています。先月の軽量化トレード成功分にまだ3本分使い残しがあるので、これを使ってトラップを3本軽量化しています。
経験不足:「くるくるワイド」62営業日目(2019/6/4)
結果
- ショートトラップ:ドル円5銭幅50銭リミット:1回転:25円
メモ
108円でとりあえず下げ止まったかな、と読んで、寝る前に108.40円でショートヘッジを指しておいたのですが、朝起きたら108円を割っていました……
アメリカのひな壇上のお方が講演で利下げに言及したしたそうで、想定外……
指標が悪くても下げなかったので、大丈夫かな、と思ったのですが……
海の向こうの皆さまは、お偉方の講演を待っていたのですね……
やはり経験不足です。甘い。
とりあえず朝食をとり、少し戻して108円に乗ったところでショートヘッジを再開しています。
下の抵抗を確認するまでは慌てて利確せず、トレールで様子を見ていく予定です。
反発して塩漬けになったら、なるべく早い段階でロングカウンターを入れたいですね。
109円時は下目線が強すぎて入れそびれてしまいましたが、今回は決めたいです。
下目線が強いのは今も同じですが、想定レンジの下限に近づいているので、ここは攻めるべきかと思います。
明日雇用統計があるので、悪くなければ一時的に持ち直すと思います。
現状としては、ヘッジが微妙に捕まっているのが残念です。
慎重に底ショートを避けたのが功を奏して、一応108円台を確保しているので、復活の見込みはありますが、一気に上げられたら厳しいかな。
ロングカウンター:「くるくるワイド」63営業日目(2019/6/5)
結果
- ショートトラップ:ドル円5銭幅50銭リミット:1回転:25円
- ロングカウンター:361円
メモ
建値108.025のショートヘッジの含み益を担保に、ロングカウンターを打っています。
ショートヘッジは2000通貨なので、リミットを30銭に伸ばし、この600円の含み益を使って、108.10円でロングを1600通貨建てました。
前回の109円への下落の際は、下目線が強すぎて躊躇してしまったのを反省し、今回は積極的にやってみました。
ショートヘッジの建値は108.025で、トレンドは下方向なので、すぐに解放される可能性も高いのですが、下が心配なので、解放されたとしても、トレールでリミットを伸ばすと思います。
ただ、107円後半は抵抗も強いので、持ちっぱなしで回転率が落ちてしまう可能性も小さくありません。
その間に風向きが変わったら、また深く塩漬けになってしまうかもしれない、と考え、上方向への短期戦に切り替えました。
とりあえず、今日は10銭抜きを1回成功させています。
もう少し粘って上を追いかけようかとも思ったのですが、とりあえず、1回ぐらいは成功させてみたかったので、利食い千人力、ということで、10銭分いただいております。
その後も上がり続け、一時108.40円近くまで上がったのですが、その後雇用統計イベントで急落、やはり下か、と覚悟したのですが、メキシコへの関税は不要とかいうネタが大統領の取り巻きから流れ、加えて非製造業指数も予想外に良かったため、逆に上に切り返すなど、108円を挟んで乱高下しています。
結果的には、50銭リミットのトラップが1回転、という、まさに大山鳴動して鼠一匹、で終わっています。
ここまで書いて、気がつくと、雇用統計イベントの下げで再び建ったロングカウンターが、10銭ほど利が乗っています。
実は怖い表計算ソフト:「くるくるワイド」64営業日目(2015/6/6)
結果
- ショートトラップ:ドル円5銭幅50銭リミット:0回転:0円
- ロングカウンター:2回:377円
メモ
夜間のベージュブックは良い内容だったようで、利確をはやまってしまったか、と後悔しましたが、慌てて追撃はせず、戻ってくるのを待つことにしました。
その後はジワリジワリと落ちてきて、また108.10でロングが建ち、10銭ちょっといただきました。
そして改めて108.1円で入れたロングが建ち、こちらも12銭ちょっといただいております。
それはさておき、資金管理はGoogleスプレッドシートで行っていますが、重大な欠陥を発見。
出口管理の計算式にミスがありました……
先日、出口管理の部分を少しいじったのですが、そのとき一部修正漏れがあり、出口時の損益計算が不正確な状態にありました。
軽量化で頻繁に片建て化しているので、口座管理が複雑になっています。
表計算ソフトでの管理はこれが怖いですね。計算式のミス。場合によっては致命的なミスとなることも……
実際には、口座状態は思っていたより悪い状態でした。
現状はヘッジの通貨量が過多の状態で、微妙に出口を失っています。
既存のプール益でカバーできる金額のため、一応出口を確保することはできるのですが。
結果的には、ヘッジトレードの収益が少し多くなったので、結果オーライだったとも考えられますが、ちょっと怖いですね。
Googleスプレッドシートの出口管理を見て107円まで下がってもまだ平気、と思い込んでいましたが……
そんな訳で、これまで複利に割り振るつもりで108円台前半から買い下がってきたロングを、仮想本体を解除したとして管理します。
仮想本体17本分が改めて本体として復活、開放されたヘッジ益は仮想建値に割り振りました。
また、2本分余ったので、こちらは複利ロングに振っています。
まともに複利ロングを建てたのは久しぶりです。下目線が強かったので、ずっと留保していたのです。
本来ならば、たまったらすぐ建てるべきなのですが、下目線が強く仮想本体化を優先したかったため、裁量で仮想本体に割り振っておりました。
これだけ対応してもまだヘッジ過多の状態なのですが、ヘッジを小さくしたくないので、積極的に高速複利を建てることでカバーしていきたいと思います。
ロングカウンター好調:「くるくるワイド」65営業日目(2019/6/7)
結果
- ショートトラップ:ドル円5銭幅50銭リミット:4回転:99円
- ロングカウンター:2回:577円
メモ
リミットを外して宵越ししたロングカウンターがいい感じで利が乗っており、しばらく様子を見ていましたが、上げ渋ったのでとりあえず利確。577円いただきました。
その後108.35で指値を入れておきましたが、日中はレートが動かず、かかる気配がなかったので、外して雇用統計を待っていました。
雇用統計は先日のADP雇用統計が悪かったので期待していませんでしたが、案の定、予想より悪かったので、ドンと下げちゃいましたね。
下げ止まるのを待って、107.988で1000通貨ほどロングを建てました。
1000通貨と控えめなのは、メキシコとの交渉決裂を警戒したためです。
交渉結果を確認してから動きたいのですが、夜間に結果が出てくるかもしれないので、とりあえず半分だけにしておきました。
現状ショートヘッジ過多になっているので、ロングカウンターを外した状態で一気に上げられるとちょっとつらいかな、と考え、折衷案として、半分、としておきました。
1000通貨あれば、過多分のショートを穴埋めできるので、単なる塩漬け状態に戻せます。
消しヘッジ状態にしてある残りの半分は、夜間の急落対策として、リミットを90銭にまで伸ばしてあります。
それはさておき、ロングカウンターは好調で、はじめてから3営業日しか経ちませんが、すでに1315円の利益になっています。
ロングカウンターの原資となるショートヘッジの含み益は600円なので、3営業日ですでに含み益の倍以上稼いだ計算になります。
ロングカウンターを合わせた累積ヘッジ益も、ついに累積トラップ益を上回りました。
ヘッジは裁量次第ですが、当たると大きいですね。やはり裁量を磨かなければ。
くるくるワイド第13週目の結果
- ショートトラップ:ドル円5銭幅50銭リミット:11回転:275円
- ショートヘッジ:1回:602円
- ロングカウンター:5回:1,315円
- 累積確定益:10561.75円
- 累積軽量化確定益:-9,552.05円
- 含み利損益:-6,490円
- 特別利益:2,933円
- 口座残高(含クレジット):245,352円
「くるくるワイド」第13週目の総括
先週末よりも低いレートで週を終えていますが、有効証拠金は増えています。
今週からはじめたロングカウンターが好調で、ヘッジと合わせると1,915円でトラップ益の7倍、累積確定益でも、ヘッジ益がついにトラップ益を追い越しました。
ヘッジが決まるようになると、トラップ益が微々たるものに感じます。
くるくるワイドで利益を伸ばすには、ヘッジを回すことと、複利を有効に使うことの2つに集約されると思います。
ヘッジの回し方はようやくわかってきました。もっとも、今週はたまたま運が良かっただけなのかもしれませんが。
複利運用はまだまだ拙いので、ここを伸ばすことが今後の課題です。
「くるくるワイド」第14週目の方針
米墨関税合戦は回避されたので、少しは戻してくれると思います。
しかしながら、米金利の利下げ思惑が重しとなって上は限りがあると思うので、下目線は維持します。
また、現状はヘッジ過多となっているので、見込まれる反発に対する対策として、売り上がりトラップを108.9から上で取り始めるようEAを設定し直しています。
およそ500通貨分トラップを減らすことになるので、仮に風向きが変わって一気に順行したとしても、ロングカウンター分と合わせれば、ヘッジ過多の状況はほぼ改善されます。
下が心配ならば、トラップが建たなかった領域には順張りの売りトラップを仕掛けておけば良いだけの話ですし。
とりあえず、来週はこの布陣で挑みます。